C&Cサーバーとは、サイバー攻撃者がマルウェアに感染させた端末を遠隔から制御するための司令塔となるサーバーです。AIを活用した自動化や検知回避の手法と組み合わせて悪用される事例が確認されています。
C&Cサーバーとは
C&Cサーバーとは、攻撃者がインターネット経由でマルウェアに感染したコンピュータやデバイスに対して指示を送り、データの窃取や追加攻撃を遠隔制御するための司令塔として機能するサーバーのことです。
詳しく解説
マルウェアに感染した端末は、定期的にC&Cサーバーへ通信を行い、攻撃者からの命令を受け取ります。近年では、セキュリティ製品による検出を逃れるため、サイバー攻撃の自動化や通信パターンの偽装などにAI技術が悪用されるケースが増加しています。これにより、サーバーの特定や通信の遮断がより困難になっています。
具体例・使われ方
攻撃者がランサムウェアに感染させた企業内の端末に対し、C&Cサーバーから暗号化の実行や身代金要求の指示を一斉送信するケースや、感染端末から盗み出した機密情報をC&Cサーバーへ自動転送する事例があります。
似た用語との違い
一般的なウェブサーバーやデータベースサーバーが正当な業務やサービス提供のために運用されるのに対し、C&Cサーバーは専ら不正な遠隔操作や犯罪行為を目的として隠匿される点で大きく異なります。
注意点
C&Cサーバーとの通信を遮断することはインシデント対応において極めて重要ですが、攻撃者もAIを用いたドメイン生成アルゴリズム(DGA)などで検知を回避する高度な手法をとるため、単純なIPアドレスのブロックだけでは防ぎきれない点に注意が必要です。
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更新日時: 2026年9月11日 21:51