データ分析プライバシー

ファーストパーティCookie

ふぁーすとぱーてぃーくっきー · First-Party Cookie
14 views

ファーストパーティCookieとは、ユーザーが訪問しているWebサイトのドメイン自身が発行・保存するクッキー情報です。ログイン状態の保持やカート機能などの利便性向上に用いられ、プライバシー規制の影響を受けにくい特徴があります。データ分析や機械学習モデルの精度向上に活用される重要なファーストパーティデータの基礎となります。

ファーストパーティCookieとは

ファーストパーティCookieとは、ユーザーが現在直接訪問しているWebサイトのドメインが直接発行および読み書きを行うデータファイルのことです。

詳しく解説

WebブラウザとWebサーバー間でデータを一時的に保存する技術であるCookieの一種です。ユーザーがアクセスしているドメイン自身が発行するため、ユーザー識別やログイン状態の維持、ショッピングカートの保持などWebサイトの基本機能に必須の役割を果たします。近年、プライバシー保護の観点からサードパーティCookieに対する規制が世界的に強まる中、自社で直接取得できる信頼性の高いデータとしてファーストパーティCookieの重要性が増しています。AIや機械学習を活用したパーソナライズWeb体験の構築や顧客分析においても、基礎的なデータソースとして利用されます。

具体例・使われ方

ECサイトでログイン状態を維持したままページを移動したり、過去に閲覧した商品履歴を元にWebサイト内でおすすめ商品を提示する場面で利用されます。ユーザーがサイトを再度訪れた際も、以前の設定が保持されます。

似た用語との違い

混同されやすいサードパーティCookieとの最大の違いは「データを誰が発行しているか」です。ファーストパーティCookieは訪問中のWebサイト自身が発行するのに対し、サードパーティCookieは広告配信事業者などの第三者ドメインが発行し、複数のWebサイトを横断してユーザーを追跡するために利用されます。

注意点

サードパーティCookieと比較してプライバシー制限を受けにくいものの、Webブラウザの制限(AppleのITPなど)により有効期限が短縮されるケースが増えています。また、自社ドメイン内に限定されたデータであるため、他サイトでの行動履歴を横断して把握することはできません。

更新日時: 2026年9月24日 19:30