DRAMとは、コンピュータの主記憶装置として広く使われる揮発性メモリです。AI分野では、大規模言語モデルの学習や推論において膨大なデータを高速に処理するための不可欠なパーツとして、その重要性が高まっています。
DRAMとは
DRAM(Dynamic Random Access Memory)とは、CPUやGPUが処理するデータを一時的に記憶する揮発性メモリの一種です。
詳しく解説
DRAMは、蓄積した電荷をデータとして保持する構造を持っています。構造上、時間が経つと電荷が失われるため、定期的にデータを再書き込みする「リフレッシュ動作」が必要になります。AIの分野では、学習や推論を行う際に、膨大なパラメータや入出力データを一時的に保持し、GPUなどのプロセッサと高速にやり取りするための主記憶装置として極めて重要な役割を果たしています。
具体例・使われ方
AIサーバーにおいて、NVIDIAのGPUと共に搭載され、数千億から数兆に及ぶパラメータを持つ大規模言語モデルの処理を支えるメインメモリとして利用されています。
似た用語との違い
SRAMやNANDフラッシュメモリと比較されます。SRAMはリフレッシュ動作が不要で高速な代わりに高価であり主にキャッシュメモリに使われます。また、NANDフラッシュは電源を切ってもデータが消えない不揮発性ストレージであり、DRAMは揮発性のため電源を切るとデータが消失します。
注意点
電源を切るとデータがすべて消える揮発性であるため、長期的なデータ保存には使えません。また、AIの大規模化に伴い、DRAMのデータ転送速度や容量がボトルネックになることがあり、より高速なHBMなどの次世代メモリ技術の採用が進められています。
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更新日時: 2026年9月12日 03:51